関市のおすすめカフェ11選

関市に2年ほど住んでいたことがあり、当時は宅配の仕事をしていたので地域によってはかなり土地勘がありました。仕事の合間や休日にいくつものカフェに訪れたので、その中から行って良かった場所やまた行きたいカフェを紹介します。

B’s Cafe(ビーズカフェ)

私が関市で最初に気に入ったカフェが、青いトレーラーハウスとOPENの電光掲示が目を引くビーズカフェです。

パン屋兼カフェで、店内とテラスに数席あるのでイートインも可能。パンを買いに来るお客さんはよく見ましたけど、店内で過ごす人は少ないので、落ち着いてコーヒーを飲みたい人におすすめ。BGMにジャズがかかっていて、テラスでは犬を連れてきてもOKだそう。

コーヒーにはサービスで温めたパンをつけてくれます。もちもちしたパンは国産小麦(北海道はるよこい)使用。卵・防腐剤・保存料・イーストフード・マーガリンは不使用のこだわり。

コーヒーはおかわり200円なのも嬉しい。

店舗のトレーラーハウスは美濃加茂市の有名なパン屋「ベッカライ・フジムラ」から譲られたもので、パン作りも継承しているようです。

コーヒーは関市のアダチカフェのオリジナルブレンド。私はアダチで飲むブレンドより、ビーズカフェで提供されるブレンドが一番美味しいと思います。

店舗情報
  • 営業時間 10:30~17:30(LO17:00)
  • 定休日 日・月・火・水
  • 公式 B’s Cafe
  • パンの予約販売は前日18時まで受付(定休日でも可:0575-23-7311)

ママンヌ

最もお気に入りのカフェの一つで、昭和レトロな世界観のつくりこみと、自分の家でくつろぐかのごとくリラックスできる空間が良い。店主の人柄もママンヌの魅力ですね。

靴を脱いで上がる店内、柔らかい絨毯やふかふかのソファに座って本を読んでいると時間を忘れます。

珈琲500円 +今月のおやつ

「今月のおやつ」は月替わりで、委託のパティシエなどから提供されているようです。毎月行く楽しみにもなっていまいた。

そしてコーヒーが美味しい。いつもブレンドをオーダーしますけど、飽きのこないバランスの良さと味が安定しています。

お店の営業日がちょっと変則的で、毎月15日~27日の営業となっています。1ヶ月の半分ないくらいなので、気になっている人はぜひ行ってみてほしいです。

店舗情報
  • 営業時間 9:30~17:00
  • 営業日 毎月15日~27日
  • 公式 Instagram(chi_maman1112)
  • 学生はテストの結果を持参すると点数分値引きをしてもらえます。

カフェひしや

古民家の一角を開放したカフェで、初めて訪れた際は本当に入っていいのか不安になったほどでした。車も敷地内に停めるので、こんなに家に侵入してしまって大丈夫なのだろうかと…笑

和室2組、洋室1組(テーブル大きい)の小さなカフェですが、かなりこだわりが詰まったお洒落なカフェです。

こちらの和室はギャラリーにもなっていて、常設展示や期間限定の作家さんのものが販売されていたりします。

洋室は吹き抜けになっていて解放感があり、アップライトピアノと本棚の文学全集がめちゃくちゃ好きです。洋室の構造が良いのか音響も素晴らしく、小さなアンプとスピーカーだけでBGMがまんべんなく室内に響いています。

展示されているものの説明を聞いていると、本当に気に入っている素敵な作品を置いているんだなと感じました。

珈琲600円/ケーキ600円~700円

コーヒーはイタリアンとフレンチの深煎り2種。個人的に極深煎りはあまり好まなかったのですが、嫌な苦みがなくて初めてこの焙煎度で美味しいと思えました。

ケーキはフリーのパティシエさんが委託で作られているようです。

店舗情報

アロマオブコナ

関市の昔から愛されるモーニングのカフェ。地元客はもちろん、遠くから足をはこぶ人もいるので、いつ行っても車がいっぱいのイメージです。

モーニングセット ドリンク代+300円

トーストや茶わん蒸しがついた岐阜らしいモーニング。こちらはちょっと豪華なセットで+300円ですが、通常のモーニングであればドリンク代のみでトースト、サラダ、茶わん蒸し、ゼリーがついてきます。

店名の通り、ハワイ直送のフレーバーコーヒーが飲めるのもポイントです。

店舗情報

河原カフェ slowgreen

MIL POW CHOCO NUTS( チョコナッツ ) 1,680円

カウンター席から長良川を眺めながらゆったりとカフェタイムを過ごせる関市の人気カフェ。関観光ホテルの1階にあり、宿泊者でなくとも利用できます。

定番のスイーツはフランスの伝統的なケーキ「オペラ」で、しっとり濃厚でコーヒーとの相性も良い。

ミルパウは値段が張るけど、ふわふわの新食感でほかでは食べられないタイプのかき氷です。普通の氷ではなく、凍らせたミルクを特殊な形状で削り出しているような感じ。オペラがワンカットかき氷にのっていてボリュームもあります。

人気店であることとホテル宿泊者も利用するので、いつ行っても混んでいます。景色も良いのでゆっくり過ごされるかたが多く、なかなか席につけない日もあるかもしれません。

平日のみ事前に席の予約ができるので、遠方から来られる場合などは予約しておいたほうが安心だと思います。近くでは小瀬鵜飼もやっているので、観光や宿泊がてらにおすすめのカフェでした。

店舗情報

Cafe PALANTINE(パランタイン)

関市の住宅街の一角に、目立たずひっそりと営業しているカフェがあります。モルタル塗りのクールな外観とは対照的に、店内はヴィンテージ家具など個性的なセンスが光る小さなカフェ。

3回ほど行きましたが、コーヒーもスイーツも何を食べても美味しいのです。

あまりメニュー数は多くないのですが、それだけ一品ずつこだわりぬいているような気がします。中でもプリンが人気のようです。チョコバナナスムージーも美味しい。

ちなみに店名パランタインの由来は、店主が好きな映画の登場人物だそうです。1976年公開「タクシードライバー」だと思います。

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マビッシュ

自宅を改装してテラス席を用意したテイクアウトメインのカフェ。関市では有名で人気なお店です。

手作りにこだわっており、シフォンとキッシュがおすすめ。シフォンケーキは一度テイクアウトしたことありますが、大きくてふわふわで、お土産にもぴったりでした。

ランチ終わりだったので品数が少なくなっていますが、どれも美味しそうなので迷います。

一番人気メニューはキッシュだそうですが、売り切れだったのでまたリベンジしに行きます。

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茶房宗休(さぼうそうきゅう)

関市善光寺境内の宿坊カフェ。善光寺は日本唯一の卍字型の戒壇巡りとして有名です。

その境内にある珈琲と甘味のカフェ「茶房宗休」がおすすめで、雰囲気も味も街中のカフェを越えるクオリティです。

ちなみに前述したカフェ「マビッシュ」の姉妹店でもあります。

出汁がじゅわっとしてるたまごサンド。パンが濡れるけどみずみずしい玉子焼きの味を優先してる感じです。卵は山田農場のもので、関市の倉知にある養鶏場ですがとても美味しい卵です。

水出しアイスコーヒーは半日かけて抽出するコクのあるコーヒーです。夏限定で暑い日にスッキリおすすめの一杯。ちなみにブレンドは3種、シングルオリジンもあってコーヒーのこだわりもすごい。

1日1組限定の宿泊もできて、1泊20,000円くらいでお寺の中の非日常な時間を過ごせるようです。浴室檜張りのヒノキ風呂も温泉好きとしてはいつか泊まってみたい場所です。オプション2,000円で宿坊体験の鐘撞、座禅、写経など、善光寺で姿勢を正して自分と向き合う貴重な体験もできるそう。

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Cafe Adachi(カフェ・アダチ)

関のカフェといったらアダチ。関市内のみならず、岐阜県内の多くのカフェでこちらのお店のコーヒー豆が卸されています。

その実績の根拠に岐阜県初のQグレーダーという、コーヒーの評価をする味覚鑑定士である専門技能者がいることでしょう。東海地方を中心に事業者向けのオリジナルブレンドの開発、コーヒー豆の卸、コーヒー教室やカフェ開業コンサルなども展開しています。

お店の前を通るとコーヒー豆を焙煎している香りが道路にまでただよっています。それだけ豆を焼く量も多いのだろうなと思います。

優しいまろやかな口当たりと甘い後味が特徴の定番ブレンド。

ほかにバランスの取れたマイルドブレンド、酸味を抑えた深煎りのイタリアンブレンドなど。関市ならではの刀匠ブレンドは刀をイメージして、シャープでキレの良いブレンドに仕上げているそう。もちろんストレートコーヒーなども種類豊富でした。

常連客も遠方からのお客さんも多いので、タイミングによってはしばらく待つ必要があります。

店舗情報

珈琲屋夢庵(Muan)

「インフィニティコーヒー」や「美肌若返りレギュラー」といったユニークな名称でメニュー展開する喫茶店。他のカフェとは一線を画す独自の表現が特徴です。

コーヒーの焙煎度と成分量などの目安がメニューに載っているので、初めて飲むコーヒーを選ぶ際に参考になります。

モーニングは14時までやっていて、シナモントーストとコーヒーをいただきました。ドリンク代だけで十分なサービスです。

価格もリーズナブルで、おすすめのモーニング喫茶の一つ。

店舗情報
  • 営業時間 8:00~16:00
  • 定休日 水

喫茶ギャラリー ムース

1978年から続く老舗のギャラリー併設カフェ。特徴的な大きな外観が目を引きますが、関市では意外と穴場だと思います。

モーニングは8時~11時、午後になってもドリンク代に+300円でちょっと豪華なブランチプレートにできます。トーストやサンドウィッチなどの軽食と、ランチにはやきそば、カレー、スパゲッティなど喫茶店らしいメニューをラインアップ。

ブレンドは500円ですが、ミルク系や生ジュースなどが700円~800円とちょっと高めの価格帯でした。

魚型に焼いたトーストが特徴的で、プレートは品数も多くて満足できます。しかもどれもめちゃくちゃ美味しい。

グレープフルーツが入ったマリネのサラダ、ホタテの貝柱から出汁が出てるスープ、マーマレードが入った甘酸っぱいプリンなど、どれも一品ずつ一手間かけている印象。

コーヒーは珍しいサイフォンなので、苦み強めですが熱々で美味しかったです。

ギャラリーでは作品の販売もされているので、気に入った作家さんのものがあれば購入して行けます。

常連さんが多いですが、食事が美味しく開放的な店内は、初めてでも落ち着いて過ごせる場所でした。また不定期でコンサートなども開催されることがあるようです。

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